レオピンシリーズに入っている生薬・牛黄(ゴオウ)について、詳しく解説します!

キヨーレオピン

レオピンファイブやレオピンロイヤルなどのランクが高いレオピンシリーズには、牛黄(ゴオウ)という生薬が配合されています。
ゴオウと聞いてもピンとこないですよね。
実は水戸黄門様もお守りとして持ち歩いていたと言われるくらい、古くから愛飲されてきた生薬なんです。
今回はそんな未知なる生薬ゴオウについて、ドラッグストア店長の私が詳しく解説します!

牛黄(ゴオウ)について

ゴオウは牛の胆石を乾燥させたもので、1000頭に1頭からしか取れない貴重な生薬です。
胆石と聞いて驚かれるかもしれませんが、人間にとってはとても有益なものなんです。

生薬ですが効き目も早く、細かく砕いた粉を直接舌の上に乗せて飲むとニトロのような爆発力があるんですよ!
ではどんな働きがあるのか、成分と共にご紹介します。

成分

ゴオウに含まれる成分は次の二つです。

ビリルビン

ビリルビンとは、赤血球に存在するヘモグロビンが使い古されて破壊された際にできる成分です。
ただの老廃物と考えられていましたが、最近の研究ではビタミンEよりも高い抗酸化作用があることがわかっています。

あらゆる病気の約9割がストレスからと言われていて、過度なストレスは体内に活性酸素を生み、細胞や血管を傷めます。
その活性酸素を除去する効果が高いことは、病気を予防するだけでなく、老化防止にもつながってくるのです。

コール酸(胆汁酸)

コール酸とは、肝臓でコレステロールを代謝した際に作られる物質で、脂肪などの吸収を助ける働きがあります。

効果

滋養強壮

肝臓の働きが良くなるので、疲れた時や寝不足の時などにゴオウを飲むと、とても体がシャキッとします。
私自身も徹夜しなければいけないときや、棚卸などで早朝から動き回るときはゴオウを飲んで乗り切っています^^

風邪予防

ゴオウには免疫機能を高める作用もある為、風邪予防や改善にも効果的です。
次に説明する解熱・鎮痛効果により、特に熱が高いときやのどの痛みなどの風邪症状にはぴったりです。

解熱・鎮痛効果

ゴオウは天然の生薬でありながら、とても高い解熱・鎮痛作用を発揮します。

例えばバファリンやイブプロフェンなどの市販されている解熱鎮痛剤は無理矢理熱を下げようとする分、効き目が切れた時の反動が大きいので逆に体にとって負担になる場合があります。
また、平熱よりも体温を下げてしまう可能性もあるので、元々冷え性の方が飲んでしまうと必要以上に体温が下がってしまうのです。

しかしゴオウは天然の生薬ですので、平熱よりも体温を下げることなく、体に溜まった熱や痛みを放出する効果があるのです。

解毒作用

ゴオウは解毒の働きをする肝臓に良い生薬です。

副作用のあるお薬を継続的に飲んでいる方や、体にとって毒となるインスタント食品ばかりを食べている方などは、肝臓に負担がかかり解毒作用が追いついていない可能性があります。
ゴオウで肝臓の働きを回復し、解毒作用を高めることで病気の予防にもつながるのです。

貧血・血流改善

ゴオウは赤血球を増やす働きがある為、血流を改善し、貧血を改善する効果があります。

特に貧血でフラフラするときに服用すると、頓服の効果により、すぐに血が巡り体が元気になっていくのが実感できるでしょう。

強心作用

ゴオウは東洋医学でいうところの「心(しん)」に効果的です。

心とは血脈を主るとても大事な臓器ですが、”心臓”と考えていただくとわかりやすいと思います。

心臓は最も血液を蓄えている臓器で、一番熱を持ちやすい臓器でもあります。
心臓に余分な熱がたまると、オーバーヒート状態になり心臓機能の低下を招きます。
車のバッテリーと考えていただくと良いでしょうか。

ゴオウは心臓の熱を冷ますことで心臓機能を正常にする働きがあります。
元々心臓が弱い方はお守りとして持ち歩くと良いですよ。
実際にお客様でも、お財布に入れていざというときに飲めるようにしているという方もいらっしゃいます。

水戸黄門様も長旅で心臓がオーバーヒートしないよう、持ち歩いていたんでしょうね^^

抗ストレス作用

ゴオウには”開竅(かいきょう)“という、詰まったものに穴を開けるという作用があります。

何のこと?と思われるかもしれませんが、例えばストレスを風船の中に詰まった空気と考えてみてください。
日々生活する中でストレスがどんどん溜まっていき、風船はいつの間にかパンパンの状態に。
この風船に穴を開けて溜まったストレスを外に出すという効果がゴオウにはあるのです。

解熱作用も同じ考えで、体に溜まった熱を風穴を開けて外に出すため、熱中症などで熱が体にこもっている場合にも効果的です。

赤ちゃんの夜泣きに

赤ちゃんの夜泣きは東洋医学で「上実下虚(じょうじつかきょ)」という体質にあたります。
上実下虚とは、頭に血が上りやすい体質ということなのですが、この頭に上がった血を正常に戻す作用がゴオウにはあります。

実際に「樋屋奇応丸(ひやきおうがん)」や「宇津救命丸(うづきゅうめいがん)」といった夜泣きやかんむしに効くお薬に配合さていて、昔から愛飲されてきました。

ゴオウが含まれるレオピンシリーズ

ゴオウが含まれているレオピンシリーズといえば、

  • レオピンファイブW
  • レオピンファイブNEO
  • レオピンロイヤル
  • レオピンファイブキャプレット

の4種類。

「ゴオウの効果」で説明したような様々な作用が期待できるのですが、レオピンシリーズでは同じく生薬であるニンジンと一緒に配合されていることで、より血流改善や免疫アップ、滋養強壮の効果が高まっています。

こんな方におすすめ

ゴオウが含まれるレオピンシリーズは、主にこんな方におすすめです。

  • 風邪を引きやすい方
  • 指先が冷える方
  • 心臓が弱い方
  • 夏バテしやすい方
  • 貧血気味の方
  • ストレスがたまりやすい方

一番のおすすめはレオピンファイブNEOです。
匂いが少ないので飲みやすく、ビタミンB6も配合されているのでストレス解消効果も高いですよ。

レオピンファイブNEOを

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もしお財布に余裕がある方はレオピンロイヤルを飲んでいただくと、確実に効果が得られると思います。

レオピンロイヤルを

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ちなみに、レオピンシリーズを出している湧永製薬からは「人参牛黄(にんじんごおう)」というお薬が出ています。
よりゴオウの濃度が高いので、「ゴオウの効果」に書いたような効き目が欲しいという方はこちらもおすすめです。

人参牛黄を

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一つでもお悩みが当てはまる方は、ぜひレオピンシリーズを飲んでゴオウの効果を実感してみてくださいね^^

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